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01. ブローカー業務シェア、競争は激化
02. カテゴリー別　週間☆アクセスナンバーワン！ニュース
（8月31日～9月6日）

セレクト＜見る素材＞

証券全般
03. 噂のうわさ話
イントレスコ不動産(まもなく上場)
04. サイゴン・街角風景
　　「甘味処カフェ｣

01. ブローカー業務シェア、競争は激化

海外投資家向けのブローカーサービスでは、サイゴン証券[銘柄コード：SSI]や
バオベト証券[銘柄コード：BVS]、ホーチミン市証券[銘柄コード：HCM]などの大
手が引き続き上位の座を占めているが、国内投資家向けのブローカー業務の
シェアからは、口座乗り換えが非常に活発になって来ていることが伺える。

シェアを拡大する最も重要な要素となっているのが、コンサルティングや、資金
融資などの付加価値サービスの供給能力である。

第2四半期にサコムバンク証券がホーチミン証券取引所(HOSE)における国内
投資家向けブローカー業務のシェア第1位の座を獲得した月があった。第1四半
期末時点でサコムバンク証券における証券取引口座数は僅か1万8,000口座と、
第7位であり、SSIやACB証券、BSC証券、BVSなどの大手よりも少なかった。

タンロン証券の第1四半期末時点での証券取引口座数は1万5,000口座で、
第12位だったが、第2四半期にはHOSEでの国内投資家向けブローカー業務で
そのシェアが第3位にまで上昇した月があった。

キムエン証券は2008年4月から正式に営業開始したばかりで、証券取引口座
数は僅か3,000口座と第42位だったが、株式のブローカー業務のシェアが第8位
となった時期があった。ファンド証券のブローカー業務では第1位の座を占めており、
シェアは11％に上っている。同社はディーラー業務を行っていないが、キムエン
グループのブランド力と経験値が高いことから、競合他社から注目されている。

これまでの大手の中には、証券取引口座数が最も多いトップ5社(3万口座以上)
であったが、国内投資家向けブローカー業務シェアトップ10から外れた証券会社も
あった。証券取引口座数が2万口座以上ありながら、ブローカー業務シェアが非常
に低い国営商業銀行傘下の証券会社もある。

ただし、新規設立証券会社はまだ多くの困難に直面しているのも事実である。
ある国内商業株式銀行と海外証券会社との合弁の証券会社は、2008年末
から営業開始しており、1年間で証券取引口座数を5,000口座に引き上げること
を目標としているが、現段階での達成率は僅かに10％に留まっている。

シェア拡大には多くの戦略が講じられている。手数料引き下げを行うところも
あれば、学生や特定の期間、企業のスタッフを対象としているところもある。しかし、
こうした方法はあまり高い効果を生み出してはいない。

シェアを伸ばすことができたいくつかの証券会社は、ブローカー業務とコンサル
ティング業務を強化し、本格化させているという特徴がある。更に、レバレッジ
効果を含めて、新サービスを供給するというアイデアを打ち出したことが奏功した
例もある。

2007年末、そして2008年初めに、ダイベト証券では大規模な人材採用に踏み
切った(部長クラス：50名、ブローカー：750名)。VNインデックスがその後大幅に
下落したため、この計画は成功を収められなかったが、その後いくつかの証券
会社ではこれに倣って、ある程度の成功を収めている。

HCMでは2008年末に個人顧客セクターの営業を開始したが、ブローカーがそれ
ぞれ特定の顧客にサービスを供給するという形をとっている。

2009年3月からは、いくつかの証券会社では、買値・売値・利益確定価格・損切
価格などについてのコメントを出すようになっている。

更に信用取引を行っている証券会社もあり、大口投資家からかなり注目されて

建国記念日後のVNインデックスには上昇傾向あり？！
[2009/09/01 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/general/090901014530.html

ここ5年間の統計資料にからは、建国記念日(9月2日)後、ベトナム証券市場が
積極的な動きに転じることが伺える。

2004年には、市場は大幅下落する傾向にあったが、建国記念日後には小幅に
下落に転じた。一方2005年～2008年までは、市場は建国記念日後も上昇傾向
を維持した(祝日明け最初の週のVNインデックスの変動：2005年：1.97％上昇、
2006年：2.98％上昇、2007年：2.84％上昇、 2008年：1.39％上昇)。

また2000年～2008年までで見た場合、建国記念日直前の営業日から年末まで
のVNインデックスは、6年間上昇し、3年間は下落している。詳細次の通り。

・2000年度：113.37から206.83への上昇(上昇率：82.44)
・2001年度：277.4から307.78へ上昇してから、年末に235.4へ下落(下落率：15.14％)
・2002年度：・・・・

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03.噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。

　まもなく上場が予定されているイントレスコ不動産にもこんな噂を仕入れており
ます。ご堪能ください。

■イントレスコ不動産(まもなく上場)■↑

　イントレスコ不動産株式会社(Cong ty co phan dau tu kinh doanh nha-Intresco)
に対する分析は次の通り。

・ホーチミン証券取引所への上場は認可されている。資本金は2,300億ドン(約
11億8,600万円)であり、サイゴン証券(SSI)と、ビナキャピタルが2006年末に17万
ドンの株価で株式を取得したため、9,300億ドン(約47億9,400万円)の資本剰余金
がある。
・BPS(1株株主資本)は5万7,000ドン、2009年第2四半期の税引後利益は830億
ドン(約4億2,800万円)であった。ホーチミン市で大規模投資案件を実施するため、
2009年～2010年には、1対3、或いは1対4の無償増資を実施する可能性が高い。
・同社の投資案件はほとんどロケーションが良い。同社の特徴は利益と資本剰余
金の大きさであり、トゥドゥック住宅開発(TDH)、トゥリエム都市開発(NTL)、第16リ
コジ(LCG)と比較しても、イントレスコ不動産は一段と優良な企業だと思う。投資され
ている不動産の総面積も500ヘクタールあり、ソンダ工業団地(SJS)、ビナコネックス
総公社(VCG)と比べても広大である。

04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「甘味処カフェ｣です。

土産物屋などが多く並ぶホーチミン市の目抜き通りにおオシャレなカフェができた。
しかも、コンセプトは『甘味処』である。

店内は、とてもモダンな作りで、来店客は最新のファッションに身を固めたベトナム
人の若者が多い。

あんみつや抹茶を用いたジャパニーズ・スウィｰツの他、バラエティに富んだお弁当
のランチや緑茶・煎茶やほうじ茶等も注文でき、日本人にとって嬉しい限りだ。
その他、各種サンドイッチ、コーヒーをはじめとするエスプレッソ、カフェラテ、
カプチーノなどのカフェ定番メニューも用意されているあたりが、純和風ではなく、
あくまで｢おしゃれなカフェ｣を目指したことがうかがえる。

私は、抹茶ぜんざいをオーダー。冷たいぜんざいの中央に抹茶アイスが盛りつけ
られ、そのまわりに白玉がかわいらしく配されている。小豆は北海道産らしい。
なかなか美味である！

おしゃれなカウンターの中で、ユニフォーム姿の女の子たちがせっせと白玉を作っ
ている姿がなんとも微笑ましかった。

（photo by C*M）

今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」を宜しくお願いいたします。
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